コマンドプロンプトで社内プロキシを突破する方法

コマンドプロンプトで社内プロキシを突破する方法
えびかずき
えびかずき

こんにちは、えびかずきです。

コマンドプロンプトからのネットワーク接続で失敗していませんか?

今回はプロキシを突破する方法を説明します。

こんな人におすすめ:
会社や学校のPCだとコマンドプロンプトからのネット接続がうまくいかない。

うまくいかないのはプロキシ認証のせいかも

下のようなエラーメッセージが出ていれば、プロキシ認証が上手くいっていないです。

EnvironmentError:HTTPS ConnectionPool(host=’*****’,port=*****),Max retries exceeded with url:****** Caused by Proxy Error(‘Cannot connect to proxy.’,OSError(‘Tunnel connection failed:407 authenticationrequired’))

プロキシ突破のやり方

まず結論ですが、

HTTP通信の場合は以下コマンドを入力します。

$ set HTTP_PROXY=http://ユーザー名:パスワード@プロキシURL:port番号

HTTPS通信の場合は以下コマンドを入力します。

$ set HTTPS_PROXY=https://ユーザー名:パスワード@プロキシURL:port番号

上のコマンドを実行した後に、ネットワーク接続を試みてください。

上手くいきましたでしょうか?

例えばですが、それぞれの認証情報はこんな感じ↓

  • ユーザー名:ebikauzki
  • パスワード:*********
  • プロキシ:proxy.net1234.com
  • ポート番号:8080

認証情報の確認方法

おそらくブラウザを開く時に下のようなポップアップが表示されると思うので、そちらを参照。

ユーザー名とパスワードはここでいつも入力しているものを使います。

Google Chromeの場合:
プロキシproxyURL:ポート番号にはユーザー名とパスワードを指定する必要があります。このサイトへの接続ではプライバシーが保護されません。
ユーザー名:___________
パスワード:___________

結局プロキシってなんなの?

プロキシはセキュリティ強化のために、ユーザー端末とネットワークを中継するサーバーのことです。

ユーザー端末とネットワークを直接接続せずに、プロキシサーバーをかませることで、ウイルスのチェックをしたり、だれがどんなサイトにアクセスしているか管理したりできるということです。

会社のPCであまり変なサイトに行くと、プロキシ上にログが残っているの注意ですよ笑

参考:プロキシ(サーバ)とは?仕組みやメリット、セキュリティ対策について徹底解説

まとめ

今回は、今回はコマンドプロンプトからプロキシを突破する方法を説明しました。

最近は作業効率化のために流行りのPythonなどプログラミングを始めた方も多いと思いますが、初心者はpipやcondaなどのパッケージダウンロードでつまずきがちです。(かくいう私もそうでした。。)

もしプロキシ認証でつまずいているのであれば、上の方法を試してみてください。

Windows10カテゴリの最新記事