PyCharmのインストール方法とプロジェクトの作り方

PyCharmのインストール方法とプロジェクトの作り方

こんにちは、えびかずきです。

最近Webアプリの開発を始めたこともあり、コードの実行機能やデバッグ機能も備えたPythonの統合開発環境『PyCharm』をインストールしてみました。

今回は備忘録的に、『PyCharm(無料版)』のインストール方法とプロジェクトの作り方について説明します。

普段はエディタとして『Atom』を使っているのですが、Webアプリ開発のpython-IDEとしておすすめということで使ってみました。

結論としては、無料版でもかなり使いやすいと感じました。

『Atom』は必要に応じてパッケージを導入するシンプルな構造なのに対し、
『PyCharm』は最初から機能が揃っているので、環境構築コストが低い。

今後継続して使うことになりそうなら、Web開発フレームワークのサポートやデータベースサポートも充実した有料版を使うことも考える。

環境

OS:MacOS Catalina 10.15

Python:3.7.3

インストール方法

1.PyCharm公式サイトからソフトをダウンロードする

PyCharm公式リンク:https://www.jetbrains.com/ja-jp/pycharm/download/


『許可』をクリックしてダウンロードを許可


すると下の画面がでます。
(なんかワンクリック詐欺みたいでこわい。。。でも大丈夫。笑)


2.ソフトをインストールする

ダウンロードしたアイテムを実行してください。


Macの場合は下のように、Applicationへ.appファイルをドラック&ドロップします。


3.PyCharmを起動する

インストールしたPyCharmを開いてください。

下の画面が表示された場合は、「開く」をクリックしてアプリケーション起動を許可。


プライバシーポリシーに同意し、「Continue」をクリックする。


製品改善のための匿名データ送信の有無を指定。


4.初期設定

特にこだわりが無ければ、「Skip Remaining and Set Defaults」をクリックしてデフォルト設定でOKです。


これで無事、PyCharmを開くことができました!

有料版と無料版の違い

有料版と無料版の大きな違いは、web開発フレームワーク(Djangoなど)やデータベース(MySQLなど)のサポートがあるかどうかです。

もちろん有料版の方が快適なのは間違い無いですが、サポートが無いというだけで無料版でもフレームワークやデータベースを使うことは可能です。

また、有料版にはリモート開発機能のサポートがあるというのも魅力的ですが、無料版でもある程度は自分で環境を整えられると思います。

参照:https://www.jetbrains.com/ja-jp/pycharm/features/

プロジェクトの作り方

続いてプロジェクトの作り方についてです。

開発用のディレクトリが既にある場合

「open」からディレクトリを選択して開く。


Macの場合、左上の「PyCharm」→「Preferences」を開く。


「Project Interpreter」を選択→「ダイヤルマーク」をクリックして、
Addを選択する。


使う開発環境を指定してください。

既にある仮想環境を使う場合は、

・・・/”開発環境名”/bin/python もしくは、
・・・/”開発環境名”/bin/python3 などを選択すればOKです。

開発用のディレクトリを新しく作る場合

PyCharmを開いて、「Create New Project」をクリックします。


Locationの欄に、プロジェクトを保存するディレクトリを指定し、

開発環境を選択します。

作成済みの仮想環境を使う場合は、上でも説明した通り、

・・・/”開発環境名”/bin/python もしくは、
・・・/”開発環境名”/bin/python3 などを選択すればOKです。

他のソフトウェアとの人気比較

下の図はGoogleトレンドで最近の検索数の動きを比較したものです。(縦軸単位は相対量)

ここ5年の動きをみてみると、PyCharmやVisual Studio Codeは伸びてきているようです。

PythonによるWeb開発などの開発環境構築で、多機能性のある統合開発環境に人気が集まっているのだろうと推測できます。

まとめ

今回はPyCharm(無料版)のインストール方法を説明しました。

PyCharmはPython向けの統合開発環境として人気が高く、実際に触ってみた感触としてもかなり使いやすいと感じました。

Pythonを使ってバリバリ開発をやっていきたいという人にはおすすめです。

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