グーグルアドセンス合格までの振り返りと対策【2019年8月】

グーグルアドセンス合格までの振り返りと対策【2019年8月】

やっと合格しました!

2019年1月から始めたブログ執筆活動。

やっとグーグルさんからアドセンス合格の通知をいただくことができました!

ブログやウェブ制作に関する知識ゼロの状態から、ブログ収益化を目指して執筆活動を始めた結果、ようやくスタート地点に立てたという感じです。

この合格の喜びを伝えるとともに、

どうしてこんなにも時間がかかってしまったのかについて、自分なりの考察をまとめてみましたの。

これからアドセンスの申請を行う方や、なかなか合格しないで困っている方のご参考になれば幸いです。

合格時のブログ状況(ebi-works.com)

  • 合格日:2019/8/13(14時ごろ申請→当日23時ごろ合格通知)
  • ブログ開設:2019/5/19
  • 記事数:7
  • 平均文字数:3260字
  • 合格時PV数:30PV/day程度
  • プラットフォーム:wordpress
  • テーマ:LionMedia(無料テーマ)
  • ジャンル:PC技術系(プログラミングなど)
  • 内部リンク:なし
  • 外部リンク:あり(多数)
  • 画像:あり(著作権フリー素材)
  • アフィリエイト広告:なし
  • お問い合わせフォーム:あり
  • プライバシーポリシー:なし

ネット上ではアドセンスの合格基準として、

・「プライバシーポリシーの設置が必須」とか

・「10~20記事程度の状態で申請すると良い」など、

様々な憶測が飛び交っていますが、私の合格例によれば、どちらにも当てはまらない結果でした。

少ない記事数での合格については、おそらく1記事の平均文字数が3000字以上と多めであることが合格の要因ではないかと思います。

ネット上では、たった3記事で合格したという報告もあることから、少なくとも3記事あれば合格は可能の様です。

グーグルアドセンス合格までの振り返り

合格までに要した審査回数はなんと27回!

下図がグーグルさんからいただいた審査結果のメールの全てです。笑

2019年1月〜3月(暗黒時代)

はてなブログにて「えびのらくがき」というブログを立ち上げて、はじめは書評ブログとしてスタートしました。

1月中旬ごろ、平均1500文字程度の10記事ほどの状態で、まずamazon アソシエイトに申請をした結果見事合格。

なんだブログって簡単じゃないか!と思い続いて1月末ごろグーグルアドセンスに初申請を実施したところあえなく玉砕。

不合格理由は、

価値の低い広告枠(コンテンツが複製されたサイト)

とのことでした。

アドセンス申請者を悩ませる通知ランキング第一位の不合格理由です。皆様の中にもこの理由で不合格通知を受けた方が多いのではないでしょうか?

その後、コンテンツが充実していないことが原因ではないかと記事数を増やしてみたり、1記事あたりの文章量を増やしてみたりと試行錯誤を繰り返して申請を続けましたが一向に合格通知が来る気配はなく、同じ理由で計21回もの不合格通知を受け続け、無情に日々が過ぎ去ってゆきました。。。

2019年4月(WordPressへの引っ越し)

「はてなブログでのアドセンス合格率が低い」という真偽の不明確なネット情報を頼りに、思い切ってwordpressへ記事ごと引っ越しをしました。

※この時のブログは不合格の状態のまま放置(2019/8/14現在)してあるので、ご興味あればどうぞ。

えびのらくがき

この引っ越しでサーバー契約が必要になり、Xserverにて個人契約をしました。

しかしながら合格通知を受けることは出来ず、暗黒のループが再度到来。

公開記事を厳選したり、内容の薄かった過去記事のURLをグーグルインデックスから外すために「古いコンテンツの削除」ツールを使ってみたりと試行錯誤を繰り返してみましたが、効果は無いようでした。

ここで気がついた重大な原因

ここで重大な原因に気がつきました。

それは、

アドセンス申請をしているドメインのサブドメインで、クオリティーの低い料理ブログを別に運営していたことが、不合格の要因になってしまっているのではないか?ということです。

グーグルはwwwのメインドメインだけでなくサブドメインを含めた全体でのサイトクオリティーを評価しているということに、ここでやっと気付いたのです。(←気づくのが遅すぎる笑)

2019年5月~8月(新ブログの開設)

ここで思い切って新たにドメインを取得し、新ブログを立ち上げることにしました。

それが当ブログのエビワークスです。

過去記事との重複を恐れて記事ジャンルも大きく変えて理系技術者向けのPC関連記事を書き始めました。

そろそろモチベーションも落ちはじめて、月2記事程度と更新ペースはかなり少なめでしたが、約3ヶ月がたった今月8月、ようやくブログが形になってきたため、再度アドセンス申請を再開してみることにしました。

すると新ブログではなんと一発合格。

長きに渡って続いた暗黒のループからようやく抜け出すことができました!

有効だと感じた対策

大前提として第一に言える重要な対策は、

まだネットに書かれていない情報を詳しく、読みやすく書くこと。

だと思います。

この前提を踏まえて、8ヶ月に渡る試行錯誤を通して私個人が感じた、アドセンスに合格する上で有効と感じたいくつかの対策について説明します。

コピペチェック

「コンテンツが複製されたサイト」という不合格理由を改善するために、コピペのチェックは入念に行いました。

アドセンスの資格要件にもあるように独自のコンテンツであるということが重要であることを考えると、ウェブ上に類似の文章があるかどうかを調べることは、対策として有効だと思います。

コピペチェックにはCopyContentDetectorというサイトがオススメです。

使い方は簡単で、

①へチェックする文章をコピー&ペースト 
②へ自サイトのドメインを入力
③をクリックです。

その後少し待つと、ブラウザのタブ部分に【完了】という表示が出るので、ページを更新すれば、下の様な結果が表示されます。

3つの結果が出力されますが、私は真ん中の一致率(:文章の一致率)が重要だと考えていて、ここが20%以下になる様に心がけました。

ページの軽量化

ページへのアクセスがし易いほど、良好なサイトを判断されるのではないかと推定します。

ページが開くまでのスピードを測定してくれるサイトとして、グーグルのPage Speed Insightがオススメです。

使い方は、上部の入力窓へURLを入力し、分析ボタンをクリックするだけです。

すると上の様な結果が表示されます。私はパソコンでの結果が90以上になる様に心がけてページをなるべく軽量化しました。

軽量化の手段としては、使用している画像の圧縮が最も有効です。

No Indexの設定

価値の低いコンテンツと判断されてしまわない様に、内容の薄いページ(カテゴリやアーカイブのページ)をNo Indexとして検索エンジンで表示する対象から排除します。

WordPressの場合、「All in One SEO Pack」というプラグインがオススメです。

このプラクグインを使用するとNo Indexの設定が簡単にできます。

私の場合は以下の様に設定しています。

Search Consoleによるインデックス申請

グーグルのクロールロボットに申請するサイトを巡回させて、最新状態のページをインデックスさせておく必要があると思います。

放っておいてもページはインデックスされますが、申請前には極力サーチコンソールから、最新状態のページのインデックス登録を申請しておいた方が無難でしょう。

意味がないと感じた対策

内容の薄い記事のURL削除依頼

グーグルが提供するサービスとして「古いコンテンツの削除」というものがあり、既にインデックスされたページを対象として、グーグル検索で表示させないようにコンテンツを削除する申請ができます。

インデックスされてしまった内容の薄いページを削除しようと、私はこの申請を何度も使用しましたが、効果はないように思いました。

確かにグーグル検索では表示されなくなるのですが、アドセンス審査においては既にウェブ上に存在するコンテンツとして認識されている(もしくはグーグル内部での完全削除に時間がかかる)せいか、「コンテンツが複製されたサイト」の理由による不合格からは逃れられませんでした。

内容の薄いページを多く公開してしまった場合は、新たなドメインでアドセンス申請を試みることをオススメします。

お問い合わせフォーム・プライバシーポリシーの設置

ネット上で良くあるうわさとして、「お問い合わせフォームとプライバシーポリシーが必須」というものがあります。

しかしながらこれは設置してもしなくてもどちらでも良いように思います。現に私のサイトはプライバシーポリシーなしで合格していますし、どちらもないサイトでの合格例もある様です。

PV数アップ

PV数は合格基準には関係がないようです。私のサイトは約30PV/dayというかなり少ないPV数で合格しています。

著作権違反を恐れた無画像記事

アドセンス申請は「著作権侵害と判断されないように画像なしで申請すると良い」というような薦めをたまに見かけることがあります。

しかしこれはあまり意味がない様に思います。実際に著作権を侵害していない画像を使用していれば問題はなく、私の場合は著作権フリーの画像素材サイトO-DANを多用して、記事を作成しました。

審査基準の推定

私の予想では、現在グーグルアドセンスの審査はAIで自動化されているのではないかと考えています(根拠:審査結果が夜間に来ることが多い)。

機械的に審査サイトを解析することで、グーグルの提示する審査基準の資格要件を満たしていることを判断しているのではないでしょうか。

資格要件は大きく分けて3つあり、

①一から作った独自のコンテンツを所有していますか?

②コンテンツは AdSense プログラム ポリシーに準拠していますか?

③18 歳以上ですか。

https://support.google.com

このように説明されています。

したがって上の三点を満たせば審査を通過できるということになりますが、

②(暴力的なコンテンツを含まないか等)と③は簡単にクリアできるとして、

①を満たすことが難しいと感じます。

この①の要件を満たすためには、

まだネットに書かれていない情報を詳しく、読みやすく書く。

ということを念頭に置きつつ、サブドメインを含むドメイン全体でおおよそ下のような基準を守れば合格できるのではないかと私は推定します。

  • total文字数20,000字以上
  • CopyContentDetectorで一致率判定20%以下
  • 記事ページ以外の内容の薄いページはNoIndex指定(一度Indexされてしまうと長期間待たないと消えない)
  • SearchConsoleでエラーページなし
  • PagespeedInsightでPC80%以上

まとめ

今回は、ようやく合格できたグーグルアドセンスに関して、合格までの振り返りと対策について説明しました。

もし合格できずに困っている方がおられましたら、参考になれば幸いです。

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