こんにちは、えびかずきです。
今回はnpmの使い方を簡単に説明していきます!
ちなみにnpmはnode package managerの略です。
こんな人におすすめ:
・Node.jsを使い始めたのでnpmの使い方を知りたい
開発環境
MacOS:Catalina 10.15.7
npmの使い方
ライブラリのインストール
下のコマンドでパッケージをグローバル環境にインストールできます。
$ npm -g install <package>
グローバルとローカルについて:
上記コマンドの「-g」はグローバルを意味します。
つまりどこのディレクトリにいても使えるパッケージとしてインストール するという事です。
一方「-g」を省略するとパッケージはローカルにインストールされます。
つまり今いるカレントディレクトリにインストールされるという事です。
インストール先は「node_modules」というディレクトリで、なければ勝手に作られます。
ローカルにインストールする場合の注意点:
もしカレントディレクトリの親ディレクトリにnode_modulesがある場合、そちらにインストールを実行してしまうようです。
うまくいかない時は確認してみましょう。
インストール済みライブラリの確認
下のコマンドでインストールしたライブラリのリストが表示されます。
「-g」は インストールの時と同様にグローバルオプションです。これを省略すると、今いるディレクトリのみのローカル環境にインストールしたライブラリが表示されます。
$ npm -g ls
使い方をnpmコマンドで確認する方法
単純に「npm」だけでコマンドを実行すると、npmの使用方法が表示されます。
$ npm
下のような使用法のテキストが出力されます。
Usage: npm <command> (使い方:npm <コマンド>)
where <command> is one of: (<コマンド>は下記のいずれかです:)
access, adduser, bin, bugs, c, cache, completion, config
ddp, dedupe, deprecate, dist-tag, docs, doctor, edit,
explore, get, help, help-search, i, init, install,
install-test, it, link, list, ln, login, logout, ls,
outdated, owner, pack, ping, prefix, profile, prune,
publish, rb, rebuild, repo, restart, root, run, run-script,
s, se, search, set, shrinkwrap, star, stars, start, stop, t,
team, test, token, tst, un, uninstall, unpublish, unstar,
up, update, v, version, view, whoami
npm <command> -h quick help on <command>
npm -l display full usage info
npm help <term> search for help on <term>
npm help npm involved overview
Specify configs in the ini-formatted file: /Users/username/.npmrc
or on the command line via: npm <command> –key value
Config info can be viewed via: npm help config
npm@5.6.0/Users/username/.nodebrew/node/v8.9.4/lib/node_modules/npm
さらに詳しい使用法を確認するには、下記のコマンドを入力します。
それぞれのコマンドの詳しい使用法付きのテキストが出力されます。
$ npm -l
試しにライブラリをインストールして使ってみよう
適当にテスト用のディレクトリ を作って、ローカルに「request」ライブラリをインストールしてみましょう。
「request」はHTTPリクエストを簡単に送れるライブラリです。
1.下記コマンドでrequestをインストール
$ npm install request
2.Javascriptのテストファイルを作成
「request_test.js」というファイルを作成し、下のコードをコピペしましょう。
内容は、requestライブラリを使ってエビワークストップページのHTMLを取得するというものです。
'use strict'; const request = require('request');
request('http://ebi-works.com',(error, response, body) => {
console.log(body);
});
3.テストコードの実行
下のコマンドでテストコードを実行します。
$ node request_test.js
実行すると、エビワークスのHTML情報はずらっと出力されるはずです。
うまくいきましたか?
npmパッケージを探す方法
下の公式サイトで検索して調べることができます。英語ですが。
まとめ
今回はnpmの使い方について簡単に説明しました。
結局は「npm -l」で困った時に都度調べればいいだけの話ではありますが、
初学者にとって慣れないうちは厳しいと思うので、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
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