初心者のためのGitコマンドまとめ

  • 2020.11.28
  • Git
初心者のためのGitコマンドまとめ
えびかずき
えびかずき

こんにちは、えびかずきです。

最近Gitの使用頻度が上がってきているので、自分のためにもGitコマンドをまとめておきました!

こんな人におすすめ:
・ターミナルでGitをスマートに使いたい
・コマンドをど忘れしたので確認したい

開発環境

OS:MacOS Catalina10.15
使用するリモートリポジトリ:https://github.com/ebikazuki/git-test
↑好きにクローンして使ってください。

基本的なコマンド

clone(クローン)

リモートリポジトリのデータをローカルへコピーする

$ git clone https://github.com/ebikazuki/$git-test.git

クローンコマンドに渡す引数は、https通信の場合と、ssh通信の場合の2種類があります。

https通信の場合:
https://github.com/$ebikazuki/$git-test.git
ssh通信の場合:
git@github.com:$ebikazuki/$git-test.git

クローンする時は、httpsの方が処理が速いみたいです。

ただしプッシュする時は、https通信だとパスワードの入力が必要になるので少し面倒です。

参考:Githubでレポジトリをクローンする時はsshではなくhttp推奨

pull(プル)

リモートリポジトリのコミットが先行している場合に、ローカルリポジトリへ同じ状態を同期する

$ git pull origin master

『origin』は、リモートリポジトリの名前。
cloneを行った場合はデフォルトでoriginという名前がつく。

『master』は、ブランチの名前で、メインとなるマスターブランチを意味する。

ちなみに『git pull』のみでも『git pull origin master』として実行される。

remote(リモート)

登録されているリモートリポジトリを確認する

$ git remote 

『add』サブコマンドで、リモートリポジトリを登録できます。

$ git remote add origin https://github.com/ebikazuki/$git-test.git

config

設定情報を確認する。
vimあるいはviで表示された場合『:q』で終了できます。

$ git config --global -l
省略全ての設定
–localリポジトリ内の設定
–globalユーザーの設定
–systemOSの設定

init

ローカルのディレクトリをGit管理にする

a$ git init

add

ローカルの変更内容をステージングする
(コミットする前の準備)

$ git add .

『.』だと全ファイルをステージングする。

status

ステージングの状況を確認する

$ git status

commit(コミット)

コミットする。
(ステージングを反映させるということ)

$ git commit -m "〜を変更しました"

『-m』は『–message』の省略形
『””』内にコメントを記入する。

log

コミットログの確認

$ git log

push(プッシュ)

ローカルリポジトリの更新内容をリモートと同期する

$ git push -u origin master 

『-u』オプションは『–set-upstream』の省略形。
次回以降『origin master』を省略した時にこの値とするためのもの。

最初から『origin master』を省略するのはまずい↓

参考:引数なしのgit pushは危険なので気をつけましょう

branch(ブランチ)

リポジトリにあるブランチを確認する

$ git branch

ブランチの名前を引数として渡すと、ブランチを新規作成する。

現在のブランチの内容をコピーして新しい枝分かれができるということ。

$ git branch branch1

ちなみにブランチの名前を『gh-pages』とすると、自動でWebサイトを公開してくれる。

checkout(チェックアウト)

ブランチを移動する

$ git checkout branch1

merge(マージ)

マージする
(別のブランチを取り込むということ)

$ git merge branch1

diff

ブランチ間の差異を確認する

$ git diff branch1

help(ヘルプ)

引数にgitコマンドを指定すると、ヘルプを表示してくれる

$ git help commit

おまけ:SSH通信のやり方

githubとSSH通信をするためには、『公開鍵』と『秘密鍵』を取得して、『公開鍵』をgithubへ登録する必要があります。

鍵の作成

$ ssh-keygen

すると、鍵を保存するファイル名を聞かれるが、カッコ内のデフォルトのままで良ければそのままenterキーを押す。

Generating public/private rsa key pair.
Enter file in which to save the key (/Users/ユーザー名/.ssh/id_rsa): 

続いて、この鍵を使用するためのパスワードを聞かれるので、入力する。

ちなみに2回聞かれる。

Enter passphrase (empty for no passphrase):

成功すると、鍵のフィンガープリントが表示される。

Githubへ公開鍵を登録する

Githubの『settings』へ行き、『SSH and GPG keys』で、公開鍵の内容をコピペすればOK。

これでSSH通信ができるようになりました。

まとめ

今回はGitのコマンドをまとめました。

自分自身よく忘れてしまうので、コマンドが頭に定着するまでこの記事を見直しながらGitを使っていこうと思います。

まあ困ったらhelpコマンドで使い方を確認ですね。

参考

【これさえ使えれば大丈夫】よく使うgitコマンド全集

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